今日のポジション(05/02)。

 1日未明(?)の米国PCEデフレーターの影響により、米国利下げ観測が出てきた事が今月の懸念事項かも知れません。
 解説の通り、PCE・・・個人消費支出はGDPからしてもかなりのウエイトを占めており、政策的にも注目度の高い指標といえそうです。とはいえ、利下げ観測がでるほどの状況となれば、円高基調ともなりかねませんが・・・。あからさまに円安ですね、しかもかなり・・・。
 某日経新聞が金融庁が秋からヘッジファンドの実態調査を始めると報道されました。なんか今更感があるのは何故でしょう。ヘッジファンドとキャリートレードに関してはサンプリング調査なりなんなりしていても良かったと思うのですが? と思うのですが、実際は「ヘッジファンド調査(2006)…:金融庁」とちゃんと調査していたりします(初回は2005年に実施)。
 某通貨危機にしてもヘッジファンドの動きというものは看過できないものがあります。当然ファンドマネージャとしては一国の動向も大切だが、預かった資金とその顧客を護る方が遙かに大事だというのは自明です。故に、一国の状況をたやすく変えてしまう可能性が残るのです。
 そのスタンスや目的からして、少数大口の資金を運用するわけですし、その資金自体も年金等のものとなるわけで、運営する方もその真価を問われるわけです。
 さて、ヘッジファンドが起こしたイベントは多々ありますが、史上最大規模の破綻というか、歴史上はずせないのはLTCM(Long-Term Capital Management:ロングタームキャピタルマネジメント)の破綻でしょう。1997年に発生したアジア通貨危機、それに連動する形で1998年に発生したロシア財政危機により、新興国から資金を引き揚げが始まりましたが、LTCMは「いづれは買い戻される」ということで「新興国」を買い続けた結果、買い戻しの流れが来る前に破綻してしまいました。彼らの考えはあながち間違ってはいませんでした。今はBRICSを初めて「新興国」への投資が行われていますから。この破綻の時に米国で指揮を執っていたのはグリーンスパンさんだったわけです。彼の功績は本当に大きいですね。

 ちなみに、このバーチャルFXで「だめ狼」を検索するとだめ狼の順位が分かりますw。
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