BLTL?BLTL!

 市場にはいろいろなファクターがあり、そして、その市場を牽引する利用者(消費者)が存在します。
 現在、アニメやマンガ、小説、ケータイコンテンツに至るまでになった「BLTL」をご存じでしょうか?
 タダでさえよくわからない略語が多い昨今、BLTLはコンピュータ略語ではありません。

Boys Love Teens Love

の略です。数年前から、このような広義のコンテンツ市場は急速に拡大傾向があり、経済効果として無視できないレベルにまでなってきました。特に女性向けコンテンツということもあり、新しい市場開拓ということも相まっています。近年書店では専門コーナーを設けるまでに至りました。それだけ無視できない物量となっているのも現実ですし、ニーズがあるという裏付けとも言えるでしょう。まぁ、あの表紙を持ってレジに並ぶのは覚悟が要りそうですが・・・(汗)。
 たとえば、ケータイゲームとして配信されたコンテンツ「マージナルプリンス-月桂樹の王子達-」はアニメ化までされました。特筆すべきは「ケータイゲーム」から出発した点です。
 これまで、ボーイズラブの市場というモノは存在し、ゲームからアニメ化されたモノもいくつかあります。例えば、「好きなものは好きだからしょうがない」はPCゲーム発で、PS2にも移植され、小説もでて、挙げ句の果てにはアニメ化されました。同様に、「学園ヘブン」もゲームから始まりアニメ化されました。
 これらの特徴を個人的に考えると、やはり「熱狂的な支持層」というモノが存在します。しかも、コスプレ用衣装も売れているようです(4万以上したりするのに・・・)。
 実はこれらは数年前から重点注目分野と位置づけ、機会あれば一儲けと思っていただけに、複雑な気分であります。
 さて、これらは目が厳しい女性達が主なユーザですから、作画もかなりしっかりしています。品質なんかポケモン以上ですよ。テニプリ(テニスの王子様)と同等はあると思っても良いでしょう。
 実際どの程度の利益が上がるのかは非常に興味深いのですが、この手のカテゴリは最近になって大手が取り組むようになり、ほとんどはプライベートカンパニーなどで取り組まれているために、詳細がわかりにくいというモノがあります。インターチャネル(昔のNECインターチャネル。NECのベンチャー子会社)あたりは積極的に取り組んでいたと記憶しています。昔どこかがレポートを出していたと思うのですが・・・。
 このようなカテゴリが新興する背景について、専門ではないので詳しくは解りませんが、三次元よりも二次元のあこがれの強さなども起因するのではないでしょうか。
 で、先にも話しましたが、いくらはやりモノで女性に人気だからといっても、その道の方でなければ、なかなか手にとってレジに持って行くのは抵抗があるのではないかと言われています。そこで出てきたのがコンテンツ配信ビジネスです。特にケータイコンテンツ。先に出した「マージナルプリンス-月桂樹の王子達-」はケータイゲームアプリが発端です。ケータイなら、誰の目も気にしなくて、自分だけの世界で楽しめるということから今後の配信ビジネスとして注目されています。

 さて、ニコニコの「おお振り」関連のMAD・・・なんか、BLねたが多いのですが・・・時代?

携帯の電子書籍市場とBLTL
DoCoMoの人によれば携帯の電子書籍市場はボーイズラブが引っ張っているらしい
BLTL
なんのこっちゃとか思いましたが「Boys Love Teens Love」略でしたか
BLTL?BLTL!
この手の本はある意味エロ本なわけで