その 新しい販売認証方法は…。

 世間ではタバコの自動販売機が「成人識別(認証)機能付き」になったために、売り上げ激減でいろいろと話題になっているようです。
 「taspo」(タスポ)というのが成人識別ICカードのことで、MIFAREが基盤技術として使われています。もともと、MIFAREはヨーロッパ圏を中心に広がった物で、本邦でもっともコンシューマに普及しているFeliCaと対をなす存在とでも言いましょうか・・・覇権争いをしている感じです。
 同様に、タスポの背景にはこのICカード覇権争いの他に、電子マネー争い、天下り先の確保、自動販売機改変特需などいろいろな思惑があるというのが、その筋の話です。
 しかしながら、NFCの技術のおかけで、読み書きはNFC対応リーダライタで出来るようになっているのでありがたいのですが・・・。
 で、電子マネー争いにタスポが加わってどうするのかと(ry。

 個人的には、タバコの自動販売機が未成年喫煙に一定の影響を与えていたと推測しますが、だめ狼は嫌煙派なので、よくはわかりません。まぁ、入手容易性から考えると、自動販売機は魅力的に映ると思います。実際タバコも、価格統制なんてやめればいいと思うのですが・・・。
 そういった点から見ると、お店での対面販売の方が抑止力があってよさそうにも思えます。
 ふと思ったのは、だめ狼の周りで「タバコ店」が見あたらないこと。そういや、探したことはないですが、さっぱり・・・。コンビニやスーパーならありますから、今更必要ないのでしょう。
 で、コンビニのタバコ売り上げはかなりすごい勢いで上昇しているようです。

上田準二社長は「エリアフランチャイズの南九州ファミリーマートでタスポがスタートしたが、たばこの売り上げは2倍になっている。単純に計算すると、ファミリーマートで240億円の売り上げ増となるが、120億円と保守的に織り込んだ」
(by 「タスポ」導入でコンビニでの購買増加、各社に増額修正期待 | ビジネス | Reuters)

 と・・・。すごい。これに反して・・・

 「ここまで落ち込むとは」。中区のたばこ店の男性店主(70)は嘆く。繁華街の八丁堀の雑居ビル1階に置くたばこ自販機では1―17日に4箱しか売れなかった。タスポ導入前は、1日20箱以上を売り上げていた。男性は広島県内を中心に自販機約100台を所有し、年商約2億4000万円。「このままだと自販機の影響で6000万円前後の減収になりそう」と言う。
(by タスポでたばこ売り上げ明暗(中国新聞) – goo ニュース)

 と・・・。すごい。これだけ、コンビニや量販店等の対面販売に移行したと考えられます。または、禁煙・・・とか。タバコを吸う、酒を飲む・・・と言う行為は納税という側面もありますが(汗)・・・。人様に迷惑をかけない範囲では対して文句はありません。個人的に、たばこ臭い方とはおつきあいしませんけどね・・・。
 個人的には、なぜに住基カードを活用しないのかと(ry。これは官公庁発行で更新もあり(ry。
 余談ですが、発行事務は三鷹のJ●Bあたりらしいですね(汗)。

成人識別ICカード 「taspo(タスポ)」 公式サイト
「タスポ」導入でコンビニでの購買増加、各社に増額修正期待 | ビジネス | Reuters
タスポでたばこ売り上げ明暗(中国新聞) – goo ニュース