[NEWS]企業会計基準委員会と国際会計基準審議会は2011年までに会計基準のコンバージェンスを達成する「東京合意」を公表

 ちょっと古いネタですが・・・。

 企業会計基準委員会(ASBJ)の西川郁生委員長と国際会計基準審議会(IASB)のDavid Tweedie議長は、2005年3月から開始している日本基準と国際財務報告基準(IFRS)のコンバージェンスを加速化することの合意(東京合意)を、本日、共同で公表致します。
 この合意において、両者は、日本基準とIFRSの間の重要な差異(同等性評価に関連する2005年7月欧州証券規制当局委員会(CESR)によるもの)について2008年までに解消し、残りの差異については2011年6月30日までに解消を図ります。2011年という目標期日は、現在開発中であって2011年以後に適用となる新たな主要なIFRSについては適用しないものとしていますが、両者は、新たな基準が適用となる際に日本において国際的なアプローチが受け入れられるように、緊密に作業を行うこととしています。
by 企業会計基準委員会と国際会計基準審議会は2011年までに会計基準のコンバージェンスを達成する「東京合意」を公表


 現在、国際会計基準への統合のために各種の基準等が変更されてきている日本の企業会計ですが、これからもその動きを加速させることになります。俗に言う、会計ビックバンが続いていると言うことです。
 基準の統合と新制度により市場が活性化することは非常に望ましいことですが、勉強する側としてはこまったちゃんですw。
 2年ほど前に包括利益制度導入で日欧とIASBはもめています。純利益を表示する損益計算書の廃止と包括利益をベースにした計算書への一本化を方針としていたことによります。包括利益の導入は実際問題、目前に迫っていることで、内容としては大きな問題にならないでしょう。

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