新型ゲーム「Wii」、25,000円で12月2日発売:任天堂

リリース:新型ゲーム「Wii」、25,000円で12月2日発売:任天堂
 2006年9月14日、任天堂株式会社は、2006年12月2日(土曜日)に、新娯楽機「Wii(「ウィー」と発音)」を25,000円(消費税込み希望小売価格)で国内発売すると発表しました。なお、社長プレゼン全文等はWii Previewで後悔されています。
本体セットは下記の通り。

・Wii本体 ×1
・Wiiリモコン ストラップ付き ×1
・ヌンチャクコントローラ ×1
・Wii専用ACアダプタ ×1
・Wii専用AVケーブル ×1
・Wii本体専用スタンド ×1
・Wii本体専用補助プレート ×1
・Wii専用センサーバー ×1
・センサーバースタンド ×1
・単三乾電池 ×2

 なお、Wiiリモコンは3,800円、ヌンチャクは1,800円、クラシックコントローラは1,800円でオプション販売される。発売時から数量限定で、5000Wiiポイントのプリペイドカードとこのクラシックコントローラをセットにして、5000円で販売されます。当初内蔵かと思われたOperaブラウザは有償提供となったが、2007年6月まではプロモーションとして無償で提供されます。ゲームソフトは一本5000円程度、どうぶつの森も発売日「未定」とされながらもリストに入っています。
 バーチャルコンソールでは任天堂のゲームソフトを年内30タイトル用意し、順次月10タイトルを追加、メガドライブやPCエンジンなどを加えると2006年内には60タイトルが揃う見込みで、新たにMSXのゲームもバーチャルコンソールに追加になります。
 バーチャルコンソールの価格はファミコンが500円程度、スーパーファミコンは800円程度、ニンテンドウ64は1,000円程度の見込みで「Wiiポイント」という決済制度を利用し、Wiiポイントはクレジットカードやプリペイドカードで購入できます。
 また、ニューヨークタイムスなどによれば任天堂オブアメリカは新型ゲーム機「Wii」の米国での発売日を11月19日、価格は250ドルと発表したそうです。任天堂によれば年末までに25タイトルの発売が予定されているということです。年内の世界での出荷台数は400万台。本日のWii発表会&体験会「Wii Preview」の様子はウェブキャスティングで放送される見込みで、放送されれば報道ではわからないニュアンスにふれることが出来そうです。
 他の次世代機では、ソニー・コンピュータエンタテインメントが国内で11月11日に発売する「プレイステーション3(PS3)」の下位機種が6万2790円、マイクロソフトが11月2日に発売する「xbox360」の廉価版が2万9800円となり、年末商戦に向けてゲーム業界が活発化されそうです。
 PS3は関連部品の生産の遅れにより、欧州では発売延期があり、またソニーを含めたブルーレイ陣営の一端を担うだけ有り、動向に注目したいところ。一連の情報が出てきたことで、関連ビジネスについても徐々に明らかになり、各事業会社の株価にも影響が出てくるでしょう。とかく、ゲーム機器メーカやゲームソフトメーカは発売時期やその延期等により株価変動が顕著で、また業績にも直結しているだけあり需給状況を見ていきたいところです。