その一太郎2008は…。

 一太郎 2008icon。ざっと簡単に使ってみましたので、そのレビューを。
 まずは気になるWord互換性。
 頼まれて創ってあげた居酒屋メニュー表・・・、ほぼダメ。
 自分で創ったドキュメント(400pOver,目次,図表目次,相互参照あり)、ほぼダメ。
 いずれも、込み入った事情があるので変換結果は表示できませんが・・・。もし、試してみたい方は試用版か「一太郎ビュアー」をご利用ください。でも、自分で創ったドキュメントは開けませんでした。なぜこれを一太郎で創らなかったかというと、PDFのしおり機能がどうしても必要だったからです。ワードでPDF MAKERを通すと自動でしおりやリンクが設定できるので。
 特に表組みできわどい設定をしている場合はダメですね。一枚二枚程度の連絡文書程度であれば問題はなさそうです。特に自分で創ったドキュメントはセクション割りをして、セクション毎にページ数を振ったり、フッターを変更したりしていましたから、その辺の高度な変換までは望めないのでしょう。
 互換性について言うのも何ですが、OpenOffice2.3.1の方がかなり忠実に表現してくれました。しかも、PDF出力も想像以上に良かったです。これは目から鱗が落ちる感じです。この辺はジャストシステムにはもう少し研究して欲しいところです。
 で、一太郎単体で評価すると特にこれといった問題もなく使えているので、今更どうこうというのはありませんが、文書や文章を作るときに一番落ち着いて使えるのは一太郎です。
 細かいところに手が届くのですよ。
 印刷の時に「センターパンチマーク」を印刷できるとか。
 ナレッジウインドウが見た目より便利とか・・・。