システムの話。

 株式やFXにおいてシステムトレードで利益を上げていらっしゃる方もいますし、そうでなくても利益を上げている方もいらっしゃいます。
 簡単な話をするならば、システムを使うだけなら誰でも出来ますが、「運用する」となると話が変わりますし、オペレーションに於いてもそうです。計算機についてではなく、株式やFXの仕組みとそのシステム(指標や動向、テクニカルやファンダ、チャートなど)について理解していなければ難しい・・・ということです。
 さて、誰でも出来る系の方法論はそれはそれで必要だとは思いますが、利益を上げるシステム(手法を含めて)はなかなか日の目を見ません。また、昔は「利益を上げるシステム」だったものが今は他の物に置き換わった場合などは、「商品(情報商材を含む)」として売り出されたりセミナー(プロ向けや初心者向けなど広く含む)で公開されたりするわけです。

 つまり、表だって出ている「販売されている利益を上げるシステム」の裏には、他のシステムがあるということで、その「販売されている利益を上げるシステム」が現在も自己のシステムの中でトップレベルの利益率が出ているという点で有効かどうかは、結局の所、利用する人が判断しなければならないと言うことです。まぁ、中にはそのような物もあるかとは思います。
 相場はゼロサムゲームであるということを考えると、みんながみんな同じ手法を使えるのかどうか、各局面においての対処などいろいろと考えるところが出てきます。
#「使う」と「使いこなせる」は違いますし、
#「使える」と「理解している」も違います。
 こういった指標や方法論は学者として研究や公開している場合を除くと、ほとんどファンドマネージャや企業の分析者・運用担当者などのレベルでの開発だったりします。当然ながら、それらは日々進化し、陳腐化した物は「販売」や「セミナー」という形で利益をもたらすことになります。そして、本業の利益はまだ温存されている隠された物によって生み出されている・・・ということです。
 それはそれとして、自己の責任で「出来る」というのは自分で考えて自分で落とし前を付けられる、ということ。その覚悟がない者が他者のシステムなどをそのまま使ったところで、責任を転嫁するのか目に見えてしまいます。
 最近に始まった話ではありませんが、市販の本、特に初心者向けの本のレベルの低さは目に余るものがあります。情報商材なんて(ry。全部がダメとはいいません。駄目な本の物量が多すぎる状態になっています。だからころ、日々勉強して、心の目を磨く必要があり、それをなさねば退場を食らってしまうわけです。
 ということで、オーソドックスにこつこつ勉強して、冷静に判断できる能力を持つことが手っ取り早い事だと思います。短期的に儲かって、それでいいなら、とっとと退場した方が良いでしょう。さもなければ、強制退場を食らってしまいます。
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