省エネが切り開く未来。

 今年は猛暑で、各種需要が大きく伸びています。
 とっても暑かったり寒かったりすることは景気にとってもプラスの要因となります。
 と、淡々と説明するのはよいのですが、実際問題「それどころじゃねぇ」とう気持ちがあります。暑いですから。
 さて、これだけ暑いとビールをはじめとした飲料水ビジネスやエアコンなどが売れに売れたりするので、関連ビジネス(家電、量販店、メンテナー)などがそれなりに盛り上がっているでしょう。

 昨今の原油価格上昇と柏崎刈羽原子力発電所の停止ということもあり、首都圏(TEPCO営業圏)においては電力不足が現れました。で、原油価格上昇によって、電気代への転嫁がすすんでいますから、家庭における省エネ家電の購入ポイントも高くなっているようです。
 実際に、各家庭ではどのように省エネ対策をしていますか? だめ狼は元々職業エンジニアだったために、安定した電力供給が出来る原子力発電自体を否定することは出来ません。条件付き賛成といった立場であります。このことについては旧ブログ(日本のIT(SI)会社の行方。番外編・その弐)で書いたとおりです。
 他に代替手段がない以上現実的な選択肢といわざるを得ない・・・と思うのです。ただ、その状況に甘んじたり苦汁を飲んで受け入れるというのも納得できる話ではありません。その代償はあまりにも大きなものになってしまいます。
 というわけで、いかに省エネ・・・エロコジー&エコノミーな生活を送るのかが重要だと思います。とりわけ、原発に反対な方はさぞ立派な省エネ生活をしているはずです。 また、それ以外の人でも省エネに取り組むのは国民の義務とも思える状態になっています。これ以上、電力消費量が増えると本当に原発が増えてしまいますし、CO2削減の京都議定書の関係もあり、切迫した問題になります。国としても、企業としても、経済活動に於いても。
 だめ狼も電気・ガスの無駄を省いて、チームマイナス6%に恥じず、エロコジー&エコノミーを目指して取り組んでいます。家ではエネルギー効率とコストを考えて、ヤカンではなく電気ポットを使用しています。こっちの方が電気代やエネルギー効率が高いと判断したためです。もちろん、VE・魔法瓶構造なので熱を逃がしにくく保温効果もあります。コードレス給水(乾電池)なので不要なときはコンセントを抜いています。電池は充電池。テレビも見ないときは主電源を落としています。日頃使わないVHSデッキは元からOFF。冷蔵庫の温度設定や詰め込みなども控えめにしています。電子レンジやオーブントースター、電気ハブラシ、電気シェーバーは使わないとき(充電時)以外はコンセントでOFFにしています。
 エアコンも使用季節以外はブレーカーからOFF。使用時期も省エネモードで外気温と連動した温度設定になるようにしています(購入当時、省エネ効果トップクラスのエアコンを買いました)。寝るときも付けっぱなし出はなくタイマーで効率よくです。家に帰ってきて風呂にはいるまでは扇風機で暮らしています。日中以外だったらなんとかなるものです(笑)。
 洗濯物も或る程度纏めて洗っています。水と電気と手間を節約です。
 さて、ここまで身近な話でしたが、皆さんはどんな省エネ・温暖化対策をしていますか?
 忘れているかも知れませんが、温暖化による海面上昇はかなり重大な問題になります。石垣島が、沖縄が、北海道の失言がちょこっと海面に沈むというレベルの話ではありません。国によって無くなってしまいます。例えばモルディブ。2m上昇で国がなくなってしまいます(全土水没の為)。日本も沖ノ鳥島が海面下に沈んでしまうと、占有海域ががくっと減ってしまい、漁業なんていう問題ではなく、国防に関わる重大な状況になってしまうのを忘れていませんか?

[参考リンク]
ECCJ 省エネルギーセンター
TEPCO : でんことはじめるおトクに省エネ・省CO2
チーム・マイナス6% – みんなで止めよう温暖化