そのJUST PDFは…。

 Adobe Acrobat 4 の後継として期待していた「JUST PDF [作成・編集]」。実力的にはOpenOffice の PDF 出力機能より頼りないという現実を目の当たりになりどうしようかと思っていたりします・・・。導入する上での注意点として、同居できない製品があるという点です。多分同じソフト(OEM供給元)なのでしょう。
 Acrobat Distillerとの違いはわかりやすさ・・・でしょう。これで難しいと思うのならプリンタのプロパティも難しいのだろうと思うくらいに・・・。ただ、いかにデータ交換でPDFは標準的地位を占めたといえ、個人で頻繁に使うような物でもなさそうですが・・・。出来れば、Distillerのように、Print Optimizeとかいくつか用意しておいて貰えると楽だと思います。圧縮レベルなどで提示されるよりも、こういった用途で提示した方がわかりやすいと思います。
 不満はある物の一番の魅力は「価格」です。とにかく安い。正直、あれこれ考える(立ち上げる)のが面倒な場合は、潔く Adobe Acrobat Professional が一番だと思います。OCRも内蔵していますし、一つのソフトでできますから・・・。一太郎からしおり付きのPDFを作成する上では JUST PDF [作成・編集] は必需品となることでしょう。
 あと、WordやパワーポイントでときどきしかPDF変換しない場合はOpenOffice(フリーのオフィスソフト)のPDF出力機能がオススメです。ソフトも想像以上に素晴らしいできです。