[記事]ファンドが上場。

 「空母が前に出てきて何をするつもりなのか?」
 そうではありませんが、世の中ファンドが上場する時代になっていることはここをご覧の皆さんはご存じのことでしょう。
 上場のメリットといえば、キャピタルゲイン(資産譲渡益)の取得や市場からの資金調達というものが有名ですし、逆に支配権の喪失なども発生します。公開することで、キャピタルゲインを得ると言うことは、その時点での利益を確定させ、それを得ることが出来るということだ。
 ファンドなんて金儲けの代名詞のようなものですが、その上場の背景というのもどうなっているのでしょうか?

[記事]ファンド上場、M&Aブームは終わりの始まり (神谷秀樹の「日米企業往来」):NBonline(日経ビジネス オンライン)
 にはその考察がありました。確かに世界的にも金利が上昇していると共に米国経済の悪化などもあるでしょう。
 フォートレス・インベストメント・グループ売り出し数は発行済み株式の10%。目論見書によると

  • 人材:報酬として公開株式を付与できることによって、競争が激化する資産運用業界において優秀な人材を確保することに寄与する
  • 通貨:将来の戦略的な買収を行う「通貨」としての公開株式を手に入れる
  • 資本:事業の成長や新商品開発のために必要な資本を、より効率的に調達できるようになる
  • 永続性:投資家としての組織的な存在を確かなものとする

となっている。
 つまりは従業員にあたえる為の株式が必要だと言うこと。株式効果による買収をするための株式も必要。資金調達を市場から。存在感。
 てことか・・・。しかし、目論見書のおかげでベールに包まれていたファンドの内部事情が理解できるのは評価に値する。むしろこれが「投資家としての組織的な存在を確かなものとする」かもしれない。

 ちなみに、この外為どっとコムのバーチャルFXで「だめ狼」を検索するとだめ狼の順位が分かりますw。
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