間違いだらけの水槽。

 だめ狼はガーデニングやらアクアリウムは好きな方で、いろいろとしていました。横文字となると聞こえは良いですが、「趣味の園芸」と「水遊び」です。小学校の頃のよく見る番組には「趣味の園芸」が含まれていたのは内緒の話w。
 さて、アクアリウムの方はというと、貧乏アクアリストとしては大した用意も出来ずに撃沈というパターンがほぼ99.9%と惨憺たる状況。金魚ですら上手く飼育できずに、メダカ一筋になりました。メダカはかなりしぶとく春から飼い始めると秋口には4世代目がすくすくと泳いでいるほど簡単に育ちますし増えます。そりゃもうキモチワルイくらいにw。そのときに重宝するのはプランターでした。これ結構丈夫で長持ちし、しかも安いときたら使わない手はありません。夏の間、ホテイアオイを浮かべて中でメダカを飼うと水替え不要で冬まで突進します。
 さて、外のプランターよりも中の水槽が問題で、どうしてもコケ類・藻類に敵いませんでした。緑緑した液体が出来上がってしまいます。しかも、あっという間に。水を換えようが、何しても無駄で諦めていたのですが、調べると納得する事実もわかってきました。水槽内環境の悪化はいけないこととわかっていたのですが、直射日光もダメというのははっきり言って気づきませんでした。長時間光が当たると増えるというのは、無知で日の光は良いものだと思っていた上に、蛍光灯の明かりまであったのでそりゃ増えるはずです。他にも、水が循環していない・・・や、(許容以上の飼育や)水質の悪化・・・と。大昔(20年くらい?)、エアポンプを使用したことがあったのですがあまりにもうるさすぎで使わずに放棄というイヤな思い出があり、それ以来エアポンプは使わずにいました。これが水の循環の悪化を招き、複合的要因もあり爆発的に増え、退治できなかったのだなぁと、思ったわけです。
 実は、コケ問題はプランターではさほど深刻でいなかったのでかなり悩んだものでもありました。何故、外のプランターの方が水が澄んでいるのか? 一つはホテイアオイ効果と思っています。また、上部にホテイアオイがあるために、水に直射日光が差し込みにくいという効果もあったのでは無いかと思います。
 ホテイアオイは浮き草で、淡い色の花を咲かすのですが種子をとるのはちょっとコツが要り、花が咲き終わるとくねっと曲がり水中に入ります。そこで、種子が熟す頃を見計らって黒くなった種を取るわけです。放置すると日本の気候では秋を過ぎる頃までに枯れてしまい、翌年の春頃に水中に雑草みたいなものが生えてきます。これをしばらく放置すると浮かんできて晴れてホテイアオイとして夏を生きることになります。
 さて、このホテイアオイ、水槽に入れると枯れる枯れる(汗)。相当日光が好きなようで・・・。利点として、メダカの産卵床にはうってつけで卵が付いたら外のプランターに移したりすることが出来ます。一度プランター水槽が軌道に乗ると稚魚育生プラントになり、放っておいても育ちました。メダカも増やしやすいのですが、親と一緒に卵を放っておくと親が食べますし、小さい稚魚を混ぜても親のエサにしかなりません。しかも孵化に一週間以上ゆうにかかるため、その間の水質・環境の管理も必要です。特に白くかびた卵があると伝染するので速やかな対応がものを言いますし、エサの問題もあります。特殊なものを使わず、親に与えるエサを潰してふやかしたものでも十分ですが、後始末が必要です。エアレーションをせずに育てていましたが、或る環境の場合は流量にも注意が必要です。学習用顕微鏡を持っていたので、成長過程を楽しむことをしていました。(当たり前だけど)「生きているんだなぁ」と。
 知ってか知らずかメダカはジャンプします(笑)。ふたをしないと、ときどき外で飛び跳ねている奴もいました(汗)。あと、一人前に病気にかかることもあります。メチレンブルーは持っていましたw。
 さて、水替えをする場合はいろいろと気を遣いますよね。特に塩素(カルキ)については。大体一晩おいた水を使いました。水質調整剤なんて買えませんでしたので。そして、交換した水はガーデニングへと活かされていましたww。
 そんなこんなの生活を昔は送っていたわけですが・・・、最近はさっぱり。芽が出たジャガイモをプランターに置いたくらいです(汗)。でも、ふつふつとDNAが騒ぎ立ててアクアリウムを始めていきます(つーか、もう買ってきた(汗))。


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